• 持ち歩き防災グッズ

持ち歩き防災グッズ

今回は私の普段の持ち歩き防災グッズを紹介します。

私は電車で通勤していて、職場や通勤途中で被災した場合に備えてこれから紹介するグッズをカバンに入れてます。
もちろん、職場でも防災品は備蓄していますが、最低限必要なものを常に持ち歩いてます。

■持ち歩いている防災グッズ
1.モバイルバッテリー@6700mAh
2.モバイルバッテリー(手回し・ソーラー発電、ラジオ、ライト付き)@2000mAh
3.小型ラジオ(AM/FM)
4.ラジオ用コード式イヤホン
5.単四乾電池(2本)
6. 5V→3V降圧器
7.テーブルタップ(電源延長コード)
8.サバイバルシート(アルミシート)
9.ゴミ袋(大きいサイズ2枚)
10.家族、知人の連絡先(紙)
11.避難場所の地図
12.現金(小銭)
13.常用薬

では、それぞれ詳しく説明します。

①「1.モバイルバッテリー@6700mAh」 と 「2.モバイルバッテリー(手回し・ソーラー発電、ラジオ、ライト付き)@2000mAh」


 目的は主にスマホ用のバッテリーです。

 2.の方は、1.を使い切った最悪の場合に備えて手回し発電とソーラー発電もできるタイプで、
 ラジオとライトはオマケで付いてる感じです。

 手回しやソーラーで充電するのは結構大変、時間もかかるので気休め程度ですが、
 全く充電する方法が無いよりはまし、としています。

 スマホはiPhone14(バッテリー容量:3279mAh)とPixcel7(バッテリー容量:4355mAh)の2台持ちです。

 1.のモバイルバッテリー6700mAhと、2.のモバイルバッテリー2000mAhとを合わせて8700mAhですが、以前に説明したモバイルバッテリーの容量を計算すると
 実は容量が全く足りません。

 ◆充電できる回数=(モバイルバッテリーの容量(mAh)×0.6)÷スマホのバッテリー容量(mAh) で計算して

 (6700+2000)×0.6 ÷ (3279 + 4355) = 0.68(回) となって、1回もフル充電できません😅

 これでは防災士として恥ずかしいので、現在モバイルバッテリーの容量アップを検討しています。


②「3.小型ラジオ(AM/FM)」と「4.ラジオ用コード式イヤホン」、「5.単四乾電池(2本)」

 
 災害時は、自分がどの様に行動すべきか判断するために「正確な情報」の入手がとても重要です。

 スマホが使えれば情報入手は可能ですが、災害時はスマホ(携帯電話)が使えなくなる可能性があります。
 東日本大震災や能登地震でも、携帯電話の基地局が被災して数日間使えなくなりました。
 
 スマホのバッテリーがなくなることもあります。
 
 そして、「ネットで得られる情報はフェイクもある」ということも認識しておく必要があります。

 そこで、「正確な情報」の入手手段としてのイチオシがラジオです。
 ラジオの情報は限りなく正確であることと、全てのラジオ局が被災して放送が停止する可能性は低いと想定されます。
 
 と言うことで
 「3.小型ラジオ(AM/FM)」、「4.ラジオ用コード式イヤホン」、「5.単四乾電池(2本)」をセットで持ち歩いています。
 ラジオの持ち歩きは「防災士」の講義でも推奨されました。

 でも、ラジオは「2.モバイルバッテリー」にも付いているのでは?とツッコミたくなるでしょう。

 実は、モバイルバッテリーのラジオはスピーカーしかないのです。
 
 スピーカーは大勢で聴くときは良いですが、そうでない場合は他人に迷惑だったり、聴きにくかったりします。
 モバイルバッテリーのラジオにイヤホン端子があれば完璧だったのですが、そうではないため
 イヤホン端子付きの小型ラジオを別に調達しました。

 イヤホンであれば避難場所等で他人に迷惑をかけずに聴くことができるのと、歩きながらでもハッキリ聴くことができます。

 単四乾電池は液漏れしても大丈夫なように小さいチャック付きポリ袋に入れてます。


③「6. 5V→3V降圧器」

 
 ラジオは1.5Vの単四電池2本、つまり3Vで動作します。
 万が一、乾電池が無くなった場合に備えて、モバイルバッテリーでラジオを動作させるための5Vから3Vへ降圧するアダプタです。
 実際にこれを使うことは無いと思いますが、軽くてかさばるものではないのでお守り代わりです。


④「7.テーブルタップ(電源延長コード)」
   
 
 モバイルバッテリーの残量が無くなったときに、AC100Vのコンセントがあれば充電できます。
 
 でも、コンセントに空きが無かったり、モバイルバッテリーをコンセントに刺すと他の口をふさいだりします。
 このテーブルタップ(電源延長コード)であれば、コンセントの口数を増やすことができるし、他のコンセントを塞ぐこともありません。
 ただし、過度なタコ足配線にならないように注意が必要です。

 長さは50cmで、災害時でなくてもモバイルバッテリーの充電時に重宝してます👍

 因みに100均で購入しましたが、電気用品安全法に基づく「PSEマーク」は付いてます。 


⑤「8.サバイバルシート(アルミシート)」


 エマージェンシーブランケットとも呼ばれる、アルミのシートです。
 保温性に優れているので冬場などの寒さ対策です。
 
 東日本大震災の時、私は偶然コレを持っていて、帰宅難民として会社の椅子で寝る時に毛布代わりにして寒さを凌ぐことができました。


⑥「9.ゴミ袋(大きいサイズ2枚程度)」
 コンビニ袋とかではなく、大き目のゴミ袋(ビニール袋)です。
 ゴミ等を入れるだけでなく、穴をあければ簡易的なレインコートにもなります。
 
 最悪のケースの簡易トイレにもなります。。
 
⑦「10.家族、知人の連絡先(メモ)」
 家族や知人の連絡先(電話番号、メアド)は、携帯電話には登録しているけど暗記までしている方は少ないのではないでしょうか。
 携帯電話のバッテリーが無くなって公衆電話等で連絡をする際に、電話番号を紙に書いたメモで持っておくと安心です。

⑧「11.避難場所の地図」
 これも携帯電話のバッテリーが無くなった場合に備えて、職場等の避難場所の地図を印刷して持っておくと安心です。


その他、現金(小銭)や常用薬については、特に説明不要ですね。


ということで、私の持ち歩き防災グッズを紹介しました。
参考にしてもらえると幸いです。